海外投資コンサルティング > ヘッジファンドについて
ヘッジファンドとは、幅広い運用スタイルへの投資を通じ、積極的に運用を行うファンドです。
従来型の(ロング【買い建て】・ポジションのみの)資産運用では、資金を現金、債券、株式にそれぞれ分配し、購入した株式、債券の価格上昇を唯一の収益源とします。運用マネージャーの大半は、ベンチマーク(運用指標)自体の上昇、下落は無関係です。これらの点において、ヘッジファンドは異なります。
ヘッジファンドは、幅広い運用手段を活用し、ロング(買い建て)およびショート(売り建て)いづれのポジションも保有することが可能です。
“空売り”が可能であるということは、後日(より安値で)買い戻す意図をもって借株を売却する手法で、株価の下落によるリターンを追及できるということです。また、過小評価されている銘柄のロング(買い建て)、過大評価されている銘柄のショート(売り建て)を通じて、基本的なヘッジを構築することも可能です。こうしたポジションの組合せにより、一般的な市場変動からポートフォリオを保護することができるのです。
通常ヘッジファンドは中長期投資であると考えられ、独立した運用資産としてではなく、株式、債券といった伝統的資産のポートフォリオの一部として捉えられるのが一般的です。ポートフォリオにおけるヘッジファンドへの資産配分は、投資家の分散投資のニーズ、ポートフォリオ内での各種投資スタイル、運用戦略の組入れ状況などに応じて決定されます。
ヘッジファンド(全体)を概観すると、広範な運用スタイルとそれぞれに属する運用戦略が、収益機会を追求するために用いられます。こうした多様性により、すべてのヘッジファンドに共通の属性を定義するのは困難ですが、その多くには次のような特徴がみられます